行政書士の通信講座を、校舎を持つところで受けると自習室を使える? 


行政書士の通信講座は、違うページでも書いているように開講元によって2種類に分類できます。

・資格の学校が開設している通信講座
・通信教育しかやっていない会社の講座

前者については、校舎を持っている会社ならではのメリットにあずかれることがあります。特に大きなメリットに、「通学者と同じ設備を使える」というケースがあります。

学校では通常、行政書士の受験者のために校舎内に自習室を設けています。通信の受講者にとって、これを使わせてもらえるのは確かに大きなセールスポイントでしょう。自習室は通常、静かに勉強できるようにしつらえてあるわけです。行政書士に限ったことではありませんが、難解な資格試験の受験者はしばしば勉強場所の確保で苦労します。
試験日が迫ってきた追い込みの時期に、自習室を使えるのは大きなプラスアルファと呼べるでしょう。

このほか、自習室とは異なりますが教材を再生できるブースを使える、といったケースがあります。講義映像をDVDないしPC上で再生できるブースがある学校は少なくありません。この手のブースは通常、通学講座の受講者専用なのですが通信受講者が使ってよいといわれることもあるのです。

もっともこれらの方法は、校舎にアクセスできる人でないとあまり関係がありません。通信講座の場合、地方に在住していて近所に資格の学校がないような受験者が圧倒的に多いです。何時間もかけないと資格の学校にたどり着けない行政書士受験者にとっては、あまり使いでがないメリットということになりそうです。

メールマガジンもよく発行されます


行政書士の通信講座は、受講者に向けていろいろな手段を利用して情報を届けたり学習の能率を高めたりと毎年頑張っています。直接、教室で講師と受講者が対面できないというハンデをカバーするために、どこの通信講座会社も知恵を絞っているわけですね。

そんな中、行政書士の通信講座で近年よく見かけるようになったのがメールマガジンでしょう。メールマガジンの発行は、原則としてたったひとりで受験勉強に集中しなければならない受講者たちに、最新情報やアドバイス等を届けられる点が最大の強みです。

メールマガジンだけで行政書士の通信講座の成果に大きな影響が出ることはまずありません。ただし、法改正関係の情報のような合格に直結する情報がいち早く届けられるといった事態もありますから、無下にはできないでしょう。

もっともメールマガジンは、元来濃密な情報ばかりを盛り込んで送信するものではないでしょう。日常的な雑談等を差し挟みながら、大事な話題に切り込んでいくのが模範的なメルマガというもの(この点は、マーケティングの観点からもはっきりと立証されています)。したがって軽い話題や何気ない無駄話があちこちに混ざっていてもそれでかまわないことになります。最初から最後までがすっきりとした構成になっていることや、大事な情報等がどこにあるのかわかりやすい構成になっていることが、レベルの高いメールマガジンと呼べるでしょう。

せっかく送信されてくるのですから、必ず全文を1回は目を通すようにしたいものです。緊張が適度に緩むような軽妙なネタが混ざっていたり、行政書士受験に関する重要な話題が読みやすく入っていたりするメールマガジンを出してくれる通信講座は、教育事業者として優秀でしょう。

行政書士講座は合格率で比較できない理由がある? 


行政書士の通信講座を選ぶときに、
「判断基準に絶対になりそうなのに、意外とそうでもない基準」があります。

答えから先に書いてしまうと、それは「合格率」のことです。
つまり、そこの行政書士受講者がどれくらいの合格率に達しているのか。
その点を調べて判断するという選び方をやっている人は世間には見つからないのですね。

確かに現在の行政書士の通信講座を見比べるとわかりますが、
残念ながら合格率がなかなか発表されていません
つまり、「合格率では、選びたくても選びようがない」というのが真相に近いです。

どうして自社の講座の合格率を発表している通信講座が出てこないのでしょうか? 

・なかなか正確に調査できない可能性
このあたりは、会社によってバラバラでしょうし、何とも言えないですね。
行政書士試験の合格発表直後にアンケート等を行うことは可能ですが、
協力してくれる受講者がじゅうぶんには集まらないケースもあるでしょう。
また、何らかの理由で毎年調査を行う余裕がないケースもあるかもしれません。

・大々的に公表できない結果になっている可能性
合格者と不合格者を調査した結果、高い合格率に達していないために
発表を見合わせている可能性、という意味です。これは業者にとっては不名誉なことでしょう。
このような業者がどれくらいいるのかは想像するのも難しいですが、
確実にいることは残念ながら否定できません。

※そんな風潮があるいっぽう、
 毎年はっきりと、合格率を発表している業者も皆無ではありません
 例として出せるのはフォーサイトでしょう。
 毎年合格率をはっきりとした数字で公表していますね。
 その数字が、全国平均の合格率と比べて上である点は一部で高く評価されています。

質問対応におすすめの通信講座

■エル・エー

Webの上から、いつでも質問を受け付けています。担当の講師が直接回答をすることになっています。
また、Web環境を持っていない場合は質問カードを郵送する方法も使えますし、日時の指定はありますが
直接講師と話しながら答えてもらえる電話質問制度も使えます。

■大原

質問をするときにまったく予約が必要ありません。質問をする回数に制限がなく、料金もかからないシステムのため
気兼ねせずに、納得できるまで何回でも質問できます。メール・FAX・電話等で回答をもらえます。

■クレアール

講師や合格者チューターが、質問を受け付けて回答を返送するシステムを採用しています。質問用紙が専門に
用意されているほか、メールでの送信もOKとなっています。

行政書士の通信講座で、初心者にもおすすめができるのは?


行政書士の通信講座を選ぶときは、どんな受講者を対象としているのかも比較の(大きな)項目になります。
おすすめできる行政書士の通信講座も数多いのですが、それがどんなレベルの受験者を対象としているのかを
第一に確認しないといけません。

もっとも、行政書士の通信講座は大手の場合、まず初心者におすすめができるカリキュラムを中心に組むのが通例です。毎年たくさんの志望者が集まってくるわけですが、その大部分はやはり
まったく行政書士の勉強をした経験がない人が多いですからね。

そうなると、普通の行政書士の通信講座を探せばいいような気もするかもしれませんが、それだけではおすすめは
できません。初心者ということは、それまで法律のことをいっさい知らない人たちですから、
どこまで無知な希望者の立場になって教材をつくっているのかが重要です。

基礎的な講座であっても、難解な用語がいきなり並んでいるような教材では
初心者におすすめできる行政書士の通信講座だとはいえません。

初心者としては、行政書士の仕事のことも何も知らなくてもついていけるような通信講座をおすすめして
もらったほうがいいはずですね。
このページでは、特に知識がまったくない段階の行政書士希望者におすすめができる通信講座を
厳選しておきましょう。

初学者におすすめの通信講座

■フォーサイト

フォーサイトの「基礎講座」は、教材の内容がまったくの未経験者でもついていけるような内容で
構成されていることで定評があります。そのいっぽうで、要所ばかりを抜粋した内容で
テキストもDVD・CDもつくられていますから、法律等の知識に疎い初心者でも効率よく
行政書士試験合格に近づいていくことができる通信講座になっています。

■クレアール

クレアールの「完全合格初学者コース」は、全科目の土台を築くこと、プラス実際の試験で合格できるレベルに
到達することを加味したカリキュラム構成になっていて、初心者向けのパッケージといえます。
全部を隙なくやっていくことで、知識の吸収と問題演習の両方をバランスよく行えます。

■東京法経学院

東京法経学院の「最短合格講座総合コース」は、基礎的な知識をインプットする基礎講座のカリキュラムと、
本試験での解答に即した「答練」のカリキュラムがミックスされて合理的につくられています。
さぼらずに繰り返すことで、順調に実力を向上させていけます。