問題集をポイントにすると? 

行政書士の通信講座では、ほぼ100パーセントに近い確率で問題集が申込者の手元に配送されてきます。
そしてその問題集の中身は、これまたほぼ100パーセントに近い確率で過去問題集を含んでいるはずです。

行政書士の受験では、過去問題集が合格・不合格のカギを握っています。過去問を丹念につくり上げることで、受験者の学力を養成できるのです。

それではいったいどのような過去問題集が、行政書士の通信講座だったらつきものなのでしょうか? 

複数年にまたがって、試験問題を収載
解説が丁寧についている

これらは当たり前ですが、これらに加えて、さらに次のようなポイントにあてはまるほうが、良心的だと評価できますね。

テキストとの連携が緊密である
テキストのどこからどこまでが、その問題と関係が深いパーツなのかが明記されていると、問題を解いたあとにすぐにわからなかったところや間違えたところの穴埋めができますからとても合理的ですね。

問題を解く目安の時間が明記してある
これも大きなポイントです。行政書士の試験本番では、1問1問をわずか数分で解いていかないと到底全問題を解き終わることができません。したがって、それぞれの問題について、理想的な解答時間が書いてあるほうが、試験に備えての予行練習を実践できることになってとてもオトクです。

行政書士の通信講座の過去問は、テキストに負けず劣らず重要性が高い教材です。いい加減な過去問を出している通信講座をつかんでしまうことがないように用心しましょう。

添削をする例としない例の比較

行政書士に限られた話題ではありませんが、通信講座という世界ではずっと前に、添削による教育方法が主流をなしていた時代が長く続いていました。

しかし添削という方法は、現在でもそれなりに採用されてはいるものの、すでに主流からはだいぶ離れています。行政書士の通信講座に絞っても、添削をやっていない講座が当たり前のように流行っている時代なのです。

添削という方法には、講師が受講者の出来栄えを直接確認できるというメリットがありますね。間違えているところが見つかったときは、赤字等ではっきりとその点を指摘することだってできます。また、通信の受講者に対して勉強をすることを促進したり、受講者に定期的に刺激を与えたりする効果もあります。

ただし、この方法には限界があります。行政書士の受験期間は長いようで短いものですが、その間に添削を行う回数はそんなに多いとはいえません。添削指導は、直接講師と受講者が顔を合わせられないという欠点を補うために実施されてきましたが、教室での指導と比べると、やはり分が悪いことは否めません。

現在は、メディア教材等を用いたやり方で簡単に受講者に対してテストを実施できる時代になりましたし、受講者に対して添削以外にいろいろなルートで連絡やアプローチをとれます。添削以外の方法でかなりの行政書士試験合格者を輩出している通信講座が実際にある時代に変わっているのです。

行政書士講座の費用が負担になる場合の救済策

行政書士の通信講座でよく話題になるのは費用の違いです。
行政書士の資格に関心を持つ人の大半は、仕事や進路のことで迷っている人でしょう。
中には、失業している人や就職・転職活動中の人もたくさんいるでしょう。
結局、経済的に余裕がないという人が多いのかもしれません。

とはいえ、最近は費用をいきなり全額用意する必要があるとは限りません。
むしろ、最初に申し込む段階では、費用全額を支払わなくてもよいことが増えています。
ようするに「分割払い」ですね。

クレジットカードを利用する場合をはじめ、少額で分割できるケースはとても多くなっています。
何万円~10万円以上という場合でも、
リボ払いを選んだり10回を大きく超える回数で分割払いにしたりすると、
毎月の支払い額が5000円を割る計算になることもザラにあります。
これだったら、フリーターやニート、学生や失業者等であっても問題なく払えるでしょう。

また、公的なサポートを受けられるケースもあります。
これは審査に時間がかかることもありますし、あとからの給付になるため
最初は費用を自分で出さないといけません。
しかし、ハローワークが管轄している「教育訓練給付金制度」を利用すると、
条件を満たしてさえいる受講者なら、行政書士講座でかかる学費の2割
(最大で10万円まで)を立て替えてもらうことができます。この制度はまだ拡大中であって、
今はまだ対応していないスクールや通信講座でも参入に踏み切る可能性があります
(気になるなら、直接その行政書士講座に問い合わせてみるのもいいでしょう)。

質問対応におすすめの通信講座

■エル・エー

Webの上から、いつでも質問を受け付けています。担当の講師が直接回答をすることになっています。
また、Web環境を持っていない場合は質問カードを郵送する方法も使えますし、日時の指定はありますが
直接講師と話しながら答えてもらえる電話質問制度も使えます。

■大原

質問をするときにまったく予約が必要ありません。質問をする回数に制限がなく、料金もかからないシステムのため
気兼ねせずに、納得できるまで何回でも質問できます。メール・FAX・電話等で回答をもらえます。

■クレアール

講師や合格者チューターが、質問を受け付けて回答を返送するシステムを採用しています。質問用紙が専門に
用意されているほか、メールでの送信もOKとなっています。

行政書士の通信講座で、もう勉強している人におすすめなのは?

行政書士の通信講座も、人によってどれくらいのレベルを求めるかは違いますし、おすすめができる講座も
当然のように変わってきます。
ここでは、行政書士の通信講座の中で、すでに知識のある人たちにおすすめできるものを探ってみましょう。

行政書士の試験も難易度が高く、毎年膨大な受験者が不合格の憂き目にあっています。
しかし落ちてもあきらめない人もまた多く、その人たちにも行政書士の通信講座は必要ですし、再受験者におすすめ
できる講座も当然あるべきなのです。

通信講座各社も、基礎の説明等を抜きにした行政書士のカリキュラムを用意して、おすすめをしています。
また、法律の勉強を大学等でしている人もいますし、あるいは独学をやったものの限界を感じて断念し、
通信講座を使って行政書士試験を受けるつもりの人もいますから、その人たちにおすすめできる講座も必要ですね。

もちろん、学校に通ってはいたものの、時間的・経済的理由から通いきれなくなってしまうケースだって
じゅうぶんに考えられます。

しかし意外と、経験者向けの通信講座の内容はなかなか見つけにくいもののようです。
このページでは、基礎の部分から教えてもらう必要がない人たちに
おすすめできる、いわば上級者向けの行政書士の通信講座を集めました。

現在学習している方におすすめの通信講座

■TAC

ACの「上級本科生」コースは、行政書士の勉強をした経験がある人や試験を受けたことがある人のために
一般の受講者とは違った専用の教材を用意して、専門的な勉強と受験対策をやってくれる講座です。

■大原

大原の「上級合格コース」は、必須知識レベルの内容をすでにマスターしている受験者向けに、深く突っ込んだ
講義内容と、問題演習によるトレーニングを実施できる、二層構造となっています。
特に再受験者にはおすすめできる通信講座だといえるでしょう。