行政書士の通信講座「LEC」の教材や勉強内容!実際に申し込んでみました!

LECは、「東京リーガルマインド」という名前でもかなり広く知られていますね。資格のスクールも、探せばそれなりにたくさんあるのですが……校舎を持ついわゆる予備校型の会社の中では、LECの存在感はずば抜けていますね。行政書士のような難関の国家資格に受かるための講座も古くから開講してきました。

近年のLECは、「おためし受講」に力を入れていますね。トライアルのような形で、Web講座を受講させてくれるのです。興味があるなら、まずこのシステムを利用してじっくりと、自分自身との相性を確かめるのもいいアイデアでしょう。

行政書士の通信講座「LEC」のテキストがどうなっているのか教えます!

LECのテキスト、目立つ特徴とは

LECの行政書士のテキストは、完全オリジナルです。もともと、ロングセラーとなっている「出る順行政書士」シリーズを出しているLEC。参考書の制作には自負を持っています(問題の的中率が高いことでは定評がありますね。実際に2018年の試験でも、ほぼ一致した問題が本当に出題されました!)。

LECのメインテキストは現在、「合格講座講義録」という名前で配布されています。この講義録に、「合格六法」をプラスして指導を行っています。

LECのテキスト、目立つ特徴とは

ご覧のように、見開いた時点でかなりすっきりとしていますね。文字がぎゅうぎゅう詰めのテキストとは雲泥の差です。簡潔な説明文の前後に、出題状況やメモ文といった補足するための説明コーナーが簡潔に差し込まれています! 

このようなページ構造には、文句のつけようもないのですが……残念なのはいまだにモノクロ印刷であることでしょうか。モノクロ印刷は、カラー印刷より確実に印刷コストがかさみます。LECはその点を惜しんでいつまでも白黒印刷にこだわり続けているのかもしれません。

ちなみに問題集は?

問題集や答練は、数種類あるのですがいずれも白黒印刷であるという点で共通していますね。

ちなみに、LECには成績・添削閲覧システム「Score Online」が存在します。これはどちらかといえば新しいシステムですが、Web上で回答した問題演習や添削の結果を、ログインするだけで即座に閲覧できるシステムです……まあこれ自体は、珍しい内容ではないでしょう。ただLECはこのシステムに、少し前から力を入れているふしがありますね。

行政書士の通信講座「LEC」の講義映像を実際に見てみました!

LECの講義映像、目立つ特徴とは

LECは大手のスクールで、毎年のように新たなコースをつくってきましたし教材の内容も次々と取り換えてきた歴史があります。

LECの講義映像、目立つ特徴とは

ただ現在は、通学講座の授業を収録したものが中心となっているようです。……数年前は、オリジナルのセットを組んで撮影を行っていた時代もあった模様ですが、現在はそこまでやっていないものと思われます。

ただカメラを据え置いて撮影したというわけではなく、クローズアップが行われたり受講生側が映像を自由に操作できる余地があったり(倍速やレジューム機能といった操作でしたらお手のものですね)と不便ではありませんが、それでも通信のために新規撮影している他社の講座と比べたら、やや劣って見えるでしょう。

※教室の授業全部を視聴するとなると長時間が必要となります。このため、受講生は最初のうちにどうやって講義を消化していくのか計算して進める必要があります。

LECの講義映像は、オンラインで流される種類もあります

LECが持っているYoutubeチャンネルでは、通学の授業ではなくオリジナルの講義映像が撮影されて公開されています。

こちらは受講しなくても利用できますし、人気も高いです……もちろん、これらの動画はひとつひとつが短いですし、これらだけで合格することは到底無理です! ただ、何かと役に立つ情報が出てくる頻度は高いですから、登録しておくと何かと有利に勉強できるでしょうね。

行政書士の通信講座「LEC」の合格率は実際どうなのでしょうか?

LECから、あてになる合格者数・合格率の発表はない? ある?

合格率を細かい数字で発表している、数少ない行政書士のスクールがこのLECです! 2018年度は、65.7%という輝かしい数字を発表しています。全国平均値の4倍を上回っています! 

しかしこの合格率、算出方法に大きな疑問がつきます。実はこの合格率、LECが主催する模試3回を受けた志願者の合格率なのです……その3回のうち、1回でも合格ライン(≒180点)をクリアした受講生の割合なのです。要するに、行政書士本試験の合格率については明らかにされていないのです。

※ところで合格体験記は、いつでもたくさん公開されています。どんな教材なのか、どんなカリキュラムなのかよく調べたい場合にはとても役に立つことでしょう。

LECの合格率を、少しでも知る方法は?

LECはずいぶんと前から、厚生労働省が主催している「教育訓練給付金」を使えるようにしてきました。この給付金の対象となる講座は、厚労省の傘下にあるWebサイトから、受講者の合格率を表示できる可能性が高いです! 

教育訓練給付制度 厚生労働大臣指定教育訓練講座

ただし、あくまでも一部の地域等に絞られたデータが出てくることがほとんどです……その年度のLECの全体の合格率を確かめることはできませんが、ヒントにはなるでしょう。

行政書士の通信講座「LEC」のサポート内容を書かせてください!

LECの代表的なサポートとは?

受講相談「ご相談ほっとライン」

これは、実際のLECの専任講師が相談に乗ってくれるサービスです。行政書士に関心がわいているものの、どうやって勉強したらいいかわからない、といったタイプにおすすめのサービスです(まだLECに申し込みをしていない段階でも使えます)。

質問サービス「教えてチューター」

通学講座では、授業に出席する限りその場で質問できるのですが、もちろん通信ではそうはいかないですね。ということで、LECではチューター制度を通して最近は質問の受付とレスポンスを実施しています。

講師に直接質問できるわけではない点をネックだと感じる方もいるようですが、専任のチューターにお願いするとかなり早めに回答が返ってきます。講師も暇ではありませんから、チューター制度でその代役を……というのは、合理的なアイデアではないでしょうか。

行政書士の通信講座「LEC」の費用とは?金額を書いておきます

LECで、行政書士全体を学習できる主なコースとは

教材に「DVD」を選ぶか「Web」を選ぶかで、価格が分かれます(DVDのほうが高めです)。

  • 初学者向け講座/パーフェクトコース:¥223,000~243,000
  • 初学者向け講座/パーフェクトコースSP:¥245,000~265,000
  • 学習経験者向け講座/180点ターゲットコース:¥85,000
  • 学習経験者向け講座/横溝プレミアム合格塾 Plus:¥290,000~340,200
  • 学習経験者向け講座/内谷式アルティメット合格コース:¥198,000~227,700

180点ターゲットコースは例外中の例外ですが、通学が主体のスクールのため、通信講座の費用は通学講座のそれとあまり変わりません。そして通学講座は、校舎の維持でコストがかかるためなかなか安くなることはありません。
大手のスクールのため、経験者向けコースと未経験者向けコースの両方が用意されていることは、TACとほぼ共通していますね。

最近、提供されていたらしい値引きのサービス

  • 早得(「早割」「早期割引」と書くこともあるようですね)キャンペーン

これは、「●月までに申し込んだ場合のみ」といった条件が付きます。
最近は、25%程度の割引が期待できるケースが目立ちます。

このほか、受講者の状況によって多様な割引制度が随時用意されています。ただ、どんな受講生でも使えるチャンスがあるのは、おそらくはこの早得キャンペーンに絞られるでしょうか。

行政書士の通信講座「LEC」!受講して出てきた結論

LEC の通信講座は、毎年のようにコースがリニューアルされています。そのたびに便利になっていくといわれてきました。コースがたくさんあって、受講者が好みや条件に合わせて選べる点は、大きなメリットでしょう。老舗の資格の学校らしく、教材の精度が高かったりサポートがあれこれと便利だったり……といったメリットも、捨てがたい魅力があります。

ただLECは……どの講座でも同じようなスタイルで受けられるとは限りません。毎年コースが入れ替わりますし、期待した講義内容ではなかった……といった事態になる恐れも否定できません。講義映像やテキストの中身も、事前に(最新の)サンプル等を必ず自分の目で確かめないといけないでしょう。

LECは受講料金がかなりかかりますし、通信講座と比べて見劣りする点はいろいろと出てきます。通信講座との慎重な比較を欠かさずしたほうが賢明ですね。